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by syuntaro250
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他人の話は聞こう 2

他人の話は聞こう 2_a0005233_231312.jpgどうも、自分を振り返るとボクはあんまり人の話を聞かない
傾向のヤツでした。

付き合った女の子にも「ちょっと、聞いてるの?」というような
ことを何度言われたことか。
男友達の話だと余計聞かないようで、もっと始末が悪いです。
「さっき、言ったじゃん!」なんて言われたこともしばしば..

社会に出て○年、ある程度他人の上に立つ身になり、
少しはマシになったようですが、自分で
あとで振り返って 「あー、あの人の話の腰を折っちゃったなぁ」
とか思うことも、今でもよくあります。

なので、ボクがなんでこんなことを書くのかというと
自分を戒める意味でもあるんです。
人の話を聞かないというのは、「傲慢だ」とか「失礼なヤツ」
と思われ、ヘタすると人間関係まで逸しかねません。

「聞き上手」

世間一般で評価される人は、こういう人のほうが多いです。
少しはそういう人たちに、近づきたいというのもありますんで。

さて、またもや他人の話を聞かずに失敗した 一件。

大学生の時に、男友達と沖縄に実家のある友達がいて
沖縄旅行に行ったときのこと。

体験ダイビングでも3人でやってみようかという話になり
ダイビング教室の控え室で、15人ほどの男女と一緒に
ダイビングの心構えとか、レギュレータの使い方とか説明を
1時間ほど受けました。

ぼくはといえば、「レギュレータのことだけ聞いてれば大丈夫だろう
それに友人もいるし。」、と軽く考え講師の話は上の空で、おみやげの
こととか、アパートに残してきた猫のこととか考えていました。

さて、講習も終わって、皆でウエットスーツに着替えて、ボンベを
担いで沖合いに。

いよいよポイントで船からロープが海底に向かって出ていて
それを伝わって皆でもぐって行きます。

その体験ダイビングって、今思えばなかなか本格的なヤツで
魚がたくさんいるポイントまで10m以上?潜るというもので
イントラを先頭についていったんですが、しばらくすると....

なんだか耳が痛い。 潜るほどに痛い。

さらに時間がたつと、痛くて鼓膜が破れるんじゃないかというほど
になって、とてもじゃないけどガマンできない感じになってきたんで
インストラクターに向かって必死に両手でバッテン出しても
なんだか全然分かってもらえず、痛みは増すばかり。
海の中じゃ会話も出来ないし、ちょっとパニックに。

そこで必死に耳を指差し、ついでバッテンをすると、ようやくわかってくれて
鼻をつまむしぐさをしてくれました。

鼻をつまんで息を思い切り吐くと、耳の痛みがウソのようにとれていきます。

そう、ぼくは一時間も講習受けたにも関わらず、ダイビングの基本中の基本
の耳抜きのことさえも聞いてなかったんです。

あとで、陸にあがったらイントラに 「何聞いてたんですか、海をなめると
大変なことになりますよ」と怒られ、友人には冷やかされる始末。

自業自得で、海の綺麗さをあまり楽しめない体験ダイブになってしまいました。

今思い出しても恥ずかしいです。

他人の話はよく聞きましょう。


耳抜きとは?
by syuntaro250 | 2004-06-10 23:14 | 書き物