祇園精舎の鐘の声
所業無情の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表わす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ (平家物語)
先日、生琵琶の演奏付きで聞く機会があって思い出しました。
中学生の時、平家物語大好きだったんですよね。
写真は、家の沙羅の花です。
トンボが偶然止まっていたので、撮影してみました。
沙羅は朝咲いて、夕方には落花してしまう、儚い花
別名 夏椿といわれています。
仏陀が亡くなったときは、周辺のこの樹木が
全部枯れてしまったという言い伝えがあり、仏教では
聖木とされています。
ただし、インドの沙羅双樹と日本の沙羅は、別の樹木だという
説もあります。
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by syuntaro250
| 2011-06-27 09:01
| 季節